門外不出の逸品が、伊勢丹新宿店本館B2「ビューティアポセカリー」に登場です。
-最初に-
一言で申し上げると、和菓子や日本食に合う「全く新しい飲み物」を目指しました。
ほうじ茶でもなく、煎茶でもなく。
薄く抽出すると、和食の繊細さにも合うお茶の代わりに。
濃く抽出すると、食後のエスプレッソのようなキレとコク。
そのイメージから始まり。
弊社のこだわりとして「自然栽培のフルーツを用いた、保存料・着色料などを一切添加しない」デザイン性の高いオリジナル和菓子に、マリアージュとなる逸品を創りたいとし、猿田彦珈琲社の代表・大塚氏と試行錯誤を繰り返しました。
最初は「カフェインあり」から始まりましたが。
珈琲豆のクオリティとポテンシャルを追求するうちに、「カフェインを無くす」発想の原案に至りました。
そして、サロンichiのテーマとする「五感」の一つである味覚は、女性が安心して召し上がれる品として、「安心・安全・健康」の観点からも、(デカフェの)調和を致しました。
「フレンチプレス」製法でお召し上がりいただくことで、「薄めと濃いめ共に」より一層美味しさをご堪能頂けます。
(勿論、珈琲メーカーやペーパーフィルターでも美味しく頂けます)
裏ネーム別名、「眠れる珈琲」として珈琲本来の美味しさをはじめ、「口当たりの良い優しい味わい」を心掛けて開発しています。
-Taste Note-
やわらかい香ばしさとクリーンでなめらかな口当たり
ミルクチョコレートのような味わいの中からはドライフルーツにしたブルーベリーがあらわれます
余韻には紅茶のような上品な風味とほのかな蜂蜜の印象がお楽しみいただけます
-和菓子とのペアリング-
和三盆糖や餡子に代表される日本独自の甘みとのペアリングを考えて焙煎を行いました。
コーヒーは浅く焙煎すれば果実味に思わせる酸味に、深く焙煎すれば香ばしいコクと苦味によった味わいになります。
今回は「中深煎り」という火入れを行い、1. フルーツの「酸味の角が取れた味わい」と2. 餡子のような「舌触りとコクのある甘み」という二つの要素を支えられるようなデザイン(仕上がり)を目指しています。
・シダモのもつ柑橘を連想させる爽やかさと、ドライフルーツにしたブルーベリーのような丸みのある酸味と甘み
・ミルクチョコレートや黒蜜を思わせる印象は餡子のような甘みと合わさることでまろやかな余韻に
後味にはシダモのもつ紅茶のようなキャラクターを活かしながら、和菓子の繊細な世界観と調和するようなアフターテイストをお楽しみいただければ幸いです。
-カフェイン処理のこだわり-
エチオピアはアラビカコーヒーの原生森林が広がる母なる大地です。
今回はその中でも優れたテロワールを持つシダモエリアのコーヒーを選別して、クリアなテイストが特徴のウォッシュトプロセスのロットを使用しています。
シダモのキャラクターは、柑橘を思わせる爽やかな酸味とスパイスや紅茶を思わせる風味。
このコーヒーを世界でも屈指の処理能力を持つメキシコの「デスカメックス社」によって行います。
ここでは「ウォータープロセス」の名の通り、カフェイン除去に一切の薬品を使用することはありません。
そして、その水には5,636mというメキシコで最も標高が高いオリサバ山から流れ出す「非常に透明度の高い氷河の水」のみを使用して処理が行われます。
焙煎ではその味わいを損なわないように丁寧に火入れを行い、コーヒーらしいキャラメリゼした美味しさを表現しました。
ichi×猿田彦珈琲 「COFFEE for WAGASHI」100g/1,320- 300g/3,760-